ノートパソコンのバックライトの役割と修理のポイント

2018.10.15

ノートパソコンのバックライトの寿命と機能

ノートパソコンにバックライト機能があります。画面を明るく表示させるなど、欠かせない機器の一つです。しかし、バックライトにも寿命があります。画面に異色が見えたり暗い状態で表示された場合は、交換の時期です。寿命はノートパソコンの性能やバージョンによって異なり、概ね2万時間から5万時間と言われています。そのまま放置して使用しても問題ないですが、使用を続けることでインバーターの破損を引き起こしやすくなります。それに伴い配線のショートを引き起こし、マザーボードの故障に繋がります。修理への費用と時間が大幅にかさむことはもちろん、ノートパソコン本体が使用できなくなります。
近年のノートパソコンでは、手動で電源を入れるタイプの他に液晶パネルを閉じたり開けたりするだけで感知できるタイプもあります。電源が入るとバックライトが点灯しますが、感知するセンサーに埃やゴミが詰まっている場合には感知できなくなります。誤作動が発生することで電源のトラブルに繋がりますし、機器の寿命が短くなりますから、定期的な清掃が必要です。もちろん、手動電源タイプを使用している場合でも電源の管理は必要です。ノートパソコンをビジネスやワークショップなどで屋外に持ち運びをする場合も、注意が必要です。特に高温多湿な環境下に置いておくと、機械自体の耐性が弱いため寿命が減ります。
バックライトを自身で交換される場合ですが、バッテリー、液晶パネルのねじを取り外し、液晶パネルとケーブルを取り外してから交換をします。相応に機械に詳しい方でないと交換が難しいので、二次被害を防ぐためにも専門業者に依頼することがおすすめです。

ノートパソコンのバックライトとインバーターの関係

ノートパソコンを稼働させるにあたり、インバーターも大切な役割を担います。高電圧を発生させて、バックライトを点灯させ、輝度調整を行います。この2つの機能の不具合が生じると、正常に稼働しなくなります。
インバーターの故障に関しては、経年劣化に伴い、昇圧コイルの配線のハンダが剥がれてしまい、コイルが取れてしまうといったことがあります。また、インバーターの両端は、コネクタで接続されています。ノートパソコンを使用することで、開閉の際に少なからず負荷がかかり、ケーブルが引っ張られたり縮んだりする状態になります。その時にコネクタが抜けてしまい、不具合が生じることもあります。他にも、落下などの衝撃に伴って配線が外れる場合もあります。
バックライトとインバーターにおける、故障の見分け方を紹介します。液晶パネルを閉じたり開いたりした時にバックライトの点灯と消灯が起こる場合は、配線の故障である可能性が考えられます。それに対して、電源を入れてすぐに一瞬でもバックライトが点灯した場合は、インバーターが故障の原因ではないことが多いです。
ノートパソコンの電源が15から20ボルトに対して、インバーターは600から1000ボルトという高い電圧を発生させます。そのため配線回路によって直流電源を交流電源に置き換えた上で、昇圧させる必要があります。高い電圧で動作しているということは身体への危険を伴うリスクも高いということです。相応の知識がなければ自分で修理することは控えた方がいいでしょう。

ノートパソコンのバックライトを業者に修理依頼する際のポイント

ノートパソコンのバックライトを修理する場合、家電量販店やパソコン修理専門店にて依頼することが多いです。修理を出す際のポイントを紹介します。
メーカーでは液晶パネルを製造していません。バックライトの交換修理をする場合は、液晶パネルを交換、点検しなければ、部品不良か否かを判定することが困難です。それに伴って、手間と費用を要するため概ね修理専門店で依頼することになります。近年では、LEDバックライトタイプのノートパソコンが開発されています。旧来のCCFLタイプと異なり、寿命が長く省エネ効果が高いですが、液晶パネルごとの交換修理となることがほとんどです。
修理を業者に依頼する場合ですが、修理となると相応に費用がかかりますから、あらかじめ見積もりを出しておくと良いです。金額の相場は、インターネットにて比較できます。メーカーも国内、外国製とありますので、対応できるか否かもチェックポイントです。業者が遠方にあり、宅配便を用いて修理を依頼する場合は、送料が地域ごとに異なります。その際にあらかじめ破損状況をチェックする場合がありますが、業者側も見積金額や日数を出しやすくなります。
修理に出す際に気になる点の一つはデータの管理です。HDDなどの記憶装置部品以外の修理ですから、その部品に触れることはありません。バックライトの交換修理は最短1日でできることもありますが、マザーボードなど他の部品の不具合も見られる場合があります。その場合には大幅な日数がかかります。業者によっては、代用の機器を用意してもらえますが、急ぎの場合は複数の業者に確認した上で選ぶ方法もあります。