ノートパソコンの故障の原因と対処法

ハードウェアの故障
ノートパソコンの故障で分かりやすいのは破損です。
液晶画面、キーボードなど外側から分かるもの、内部で割れたり外れたりしているものがあります。壊れた部分や部品を交換すれば修理できますが、液晶やマザーボードなどの破損は専門家に修理を依頼することが求められます。強い衝撃、過熱、水没、ホコリなどが原因となるので、日ごろからこれらの要素を避けるよう気をつけましょう。
ノートパソコンの動作が遅い時に考えられることは、キーボードやマウスの設定不良、機械的な不具合などです。多いのは配線ミスやケーブルの断線、電池切れです。これらの機器のトラブルの場合は修理も容易で、しかも買い替えもさほど大きな出費にはなりません。
起動やシャットダウンに時間がかかる、急に止まる、ブルーバック状態になる等の場合には、メモリの故障が考えられます。OSによってはメモリ診断ソフトウェアが搭載されているので、診断をしてみましょう。異常が見つかればメモリを交換します。その際に容量が大きめのメモリに交換すると使用感が良くなります。
ノートパソコンが度々フリーズする時にはHDD不良の可能性があります。それぞれのディスクドライブの状態をスキャンすると、HDDに不具合がないかチェックをすることができます。もし問題が見つかれば、修復機能を使うとHDDを修復することが可能です。修復には数時間かかることもあります。もしこれで修復できない場合には、修理に出すかHDDを取りかえることが必要となります。
液晶ディスプレイにトラブルが発生した場合は接続の問題が疑われます。画面のちらつきや赤い色味、横じまなどは故障の前兆です。破損による液晶漏れの場合には一刻も早く修理に出しましょう。
ソフトウェアの不具合
ノートパソコンの起動に時間がかかる、動作が遅いという場合は、データやソフトウェアが多すぎる可能性があります。
特に起動時は一度に多くのソフトウェアが稼働するので、この場合は不要なソフトウェアやデータを削除します。ノートパソコンの設定項目からソフトウェアのアンインストールを行うと、不要なソフトウェアを削除することができます。この時誤って必要なソフトウェアを削除してしまわないように気をつけなければなりません。購入時のサービスで搭載されているソフトウェアなど、一度も使ったことがないものを削除するだけでも動作が軽くなります。
OSの起動が遅い場合も同じことが言えます。意外に忘れがちなのがごみ箱です。ごみ箱は不用品を分類した段階なので、ごみ箱へ移すだけでは容量を減らすことはできません。完全に不要だと確認したら、ごみ箱を空にしてノートパソコンの故障を予防しましょう。
作業中に突然ノートパソコンの電源がオフになる場合は、電源の管理システムや休止状態の設定を確認します。時間設定など特定の設定が働いている場合もあります。
ディスクの書き込みが不能になった時は、ノートパソコンに書き込み用のソフトウェアが搭載されていない可能性があります。こちらも設定項目から対応しているソフトウェアの有無を確認できます。周辺機器の動作の不調に関しては、その周辺機器のソフトウェアがノートパソコンに搭載されているかどうかを確認することが重要です。マウスもソフトウェアをインストールしなければ使用できないこともあるので、注意が必要です。
最も困るのはウイルスの感染
ウイルスの感染はノートパソコンが故障してしまう原因となります。また、他にも大きな弊害を生み出します。嫌がらせのウイルスの場合はシステムを故障させたり、勝手に取引先や友人へ迷惑メールを送ってしまったりすることがあります。こうなるとウイルスを拡散させてしまうので、多方面に迷惑がかかります。
犯罪目的のウイルスの場合はノートパソコンの中のデータを盗み見られ悪用されてしまうこともあります。時にはデータを抜き取られてしまうこともあります。取引先や知人に大きな迷惑をかけてしまうといったことが実際に起こっており、しかも厄介なことに感染に気付きにくいという特徴もあります。
ノートパソコンの操作性が悪くなってその原因が分からない時には、ウイルス感染を疑いましょう。タスクマネージャーやソフトウェア一覧を見て、見慣れないものが見つかれば注意が必要です。
ウイルス感染防止ソフトの導入は最も基本的な対策です。防止ソフトを導入すれば、もし感染してしまった場合にも通知や表示を見ることができます。ウイルス感染防止ソフトには有料のものもありますが、無料のものも存在します。ただし、無料のものの中にはウイルス感染防止ソフトに見せかけたウイルスもあるので、不用意にノートパソコンに取り込んでしまわないよう十分注意しなければなりません。
ノートパソコンがウイルスに感染した場合にはウイルス感染防止ソフトで駆除をするのが一番手早い解決方法ですが、OSを初期化してクリーンインストールする方法もあります。常に最新のバージョンにアップデートしておけば、ウイルスに感染して故障してしまうリスクが小さくなります。”