液晶ディスプレイの故障の対処法

2019.05.10

液晶ディスプレイの故障で自己対処できること

液晶ディスプレイが真っ暗で全く映らない時には驚いてしまいますが、こういう場合は故障というよりはうっかりミスである場合もあります。故障を疑ったら、まずは基本的なチェックをします。パソコンの電源が入るかどうか、ケーブルが接続されているかの確認が必要です。パソコン本体と液晶ディスプレイの間のケーブル接続部分はトラブルの多い部分です。意外と多いのが、電源プラグが抜けていることです。何かの拍子で抜けたとことに気づかないことがあります。電源やすべての接続が正常にできているかをチェックしましょう。
電源の接続部分の故障もよく起こります。液晶ディスプレイが消えたり映ったりする場合にも、同じように接続状態と接続機器のトラブルが考えられます。見た目でケーブルが外れている時には入れればいいことですが、接続機器内で接続不良が起きている場合には外見では分かりません。特に古い接続機器を使っていれば経年劣化で故障が起きます。別の接続機器に変えて再接続してみましょう。この時、一度にすべての接続機器を変えてしまわずに、1つずつ変えてながら状態を確認します。配線の問題で接続コードを使っている場合には接続コードもチェックします。1つ外してはつけ直すことを繰り返して確認しなければならないので接続箇所が多いととても面倒な作業になります。しかし、故障している接続機器を見つけ出せればその部分を変えればいいだけなので費用はあまりかかりません。
液晶ディスプレイに横線が入る場合も接続の不具合である可能性があります。1台のパソコンに複数の液晶ディスプレイを接続した場合に起こりやすいトラブルです。分配機器のノイズが反映して縞模様が入ってしまいます。時間と手間がかかる作業が多いので、パソコンの修理を専門にしている業者へ問い合わせることも考えましょう。

早く専門家に見せた方がいいケース

液晶ディスプレイが割れている場合は緊急事態と考えると良いです。ものを挟んだ状態でノートパソコンを閉じてしまったり、落としたりすると割れてしまうことがあります。液晶ディスプレイが割れると液漏れを起こし時間がたつほどダメージが大きくなりますので、少しでも早く専門家に見せる必要があります。場合によっては買い替えを検討します。液晶ディスプレイに何も表示されない部分がある場合にも液晶漏れが考えられます。この場合も専門家に見せるのが早いほど、故障の程度が軽く修理が容易で修理費の節約になります。
暗くなって見にくい、真っ暗だけれども斜めから見ると映っているのが分かるという場合には、インバーターやバックライトの問題が考えられますので、早急に専門家に見せます。また、液晶ディスプレイに常に数か所、点々が表れることがあります。ドット落ちといわれるものです。ドット落ちは少数なら問題ありません。購入当初から抜けていたとしてもクレーム対象にはならないことがほとんどです。ドット落ちにはメーカーごとに基準が定められています。この基準内のドット落ちであれば故障でもなく不良品でもありません。実際に使用にも問題はありません。しかし、使用に問題があるレベルのドット落ちの場合には初期不良の可能性もあります。液晶ディスプレイが常に真っ白になってしまっている場合はドライブの故障が考えられます。

突然のトラブルに戸惑わないために

液晶ディスプレイは、ある日突然故障で見えなくなることもあります。何も表示されなくなると、作業ができなくなってしまいます。しかし、ほとんどの場合は、なんとなく不調が続いたのちに本格的に使用不能レベルのトラブルに発展します。故障の前兆を知っておくと、突然作業ができなくなることを防止できます。
購入時と比べて液晶ディスプレイが暗い、鮮明でなくなる、ぼやける、ちらつく等の症状は故障の前兆ととらえられます。こういう状態を我慢して使っているのは寿命を早めるだけではなく作業性の面でも目の健康の面でもよくありません。専門家に相談して、気持ちよく使ってトラブルを予防したいものです。念頭に置きたいのが液晶ディスプレイの耐用年数です。メーカーや使い方にもよりますが一般的には約5年といわれています。稼働時間では15,000から30,000時間が目安です。稼働時間とは電源が入っている時間のことを指します。仮に平均寿命時間を25,000時間とすると、1日10時間電源オンにしておけば2,500日、6年から7年ということになります。やはり5年は一つのめどです。
また液晶ディスプレイは電源オン、オフの回数が多いほど傷みやすいといわれています。一方でオンの時間が長いほど寿命が縮みます。24時間中つけっぱなしも、自動設定で閉じるたびに電源が切れるのも寿命を縮める可能性があります。朝オンにして夜オフにする、その間はずっとオン状態を維持するなどの工夫がトラブルを減らすことになります。”